私は今回で4回目の転職となります。本来ならば、11月末まで約4年間勤務した会社に出来ることならば、ずっと在職するつもりでした。 いわゆるベンチャー企業で、社内のチームワークはとてもよく(少なくとも私には、最初そう見えました)、 紆余曲折をへながらも、徐々に経営が安定してきつつあり、今後の発展のために、私も出来ることがいっぱいあると感じたからです。
ところが、会社とは不思議なもので、安定しだすと、実は同時に、とても危険な要素も孕んでくるものです。 この会社の場合、それは、トップと幹部役員とのつまらない事をキッカケとする仲違いでした。 詳細は省きますが、そのうち、社内が2分する事態ヘと発展し、たまたま両者を上司とする私は、 難しい立場におかれ、将来に大きな不安を感じて、悩んだ末やむなく転職を決意した次第です。
さて、転職する際に、特に私のように、いつの間にか中高年に差し掛かった者の、大きな課題として、 「こんな年で、もはやまともな転職先などないのではないか?」 というとてつもなく大きな不安感と、今になって転職せざるを得ない不運な自分に対する歯がゆさというか自己嫌悪、 にどう打ち克つかということがあると思います。
私も今回の転職を決意しとりあえず活動を開始した当初は、そのような暗雲が立ちこめていた状態でした。 どうしても悪い方向ばかりイメージしてしまう結果、活動意欲が減退して沈んだ気持ちがしばらく続き、これという成果もありませんでした。
しかし、先ほど「不運な自分」という表現をしましたが、この事態が、少し大げさですが、天職へと導く「幸運の予兆」かも知れないと考えることだってできるわけです。 ある日、ふとそう思えたときに、「このままではあかんわ」と自分を奮い立たせ、「何とかせな!」と決意した9月上旬に、たまたま自宅近くの書店で、佐々木さんのご著書「驚異の「幸せ転職」術」に出会いました。 とても感銘を受け、より深くその手法を体感するために10月に1対1直接指導を申込み、兵庫県西宮市の拙宅までわざわざお越しいただいたのでした。
直接指導を受けたのち、早速活動計画を練り直しました。いわゆる始動計画の段階で履歴書・職務経歴書等も佐々木さんのアドバイスに従って、書き直しました。 また、人材紹介会社等への登録数を増やしたり、支援者へのアプローチも実施したりしました。
それで正式に活動を開始したのですが、いきなり、新たに登録した人材紹介会社等から案件が入りだし、面接を重ねた結果、、最終的に、社長ご自身が、 私も共感できる企業ビジョンを熱っぽく語って頂いた冒頭の会社に転職が決まりました。
とても早い時期に決まって(あっけないほどです。)とても幸運だったと思っております (余談ですが、おかげさまで、余裕をもって、妻と楽しく海外旅行もできました)。 また、何事にも積極的に捉え、計画性を持って着実にやれば多くのことが達成できるということを改めて学んだことも、非常によかったと思っています。
末筆になりましたが、佐々木さんの今後のご活躍をお祈り申し上げると同時に、転職を志す多くの方が、 1日も早く望みどおりの成功をおさめられることを、こころよりお祈り申し上げます。
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