中高年の転職

経歴と経過

■担当者の経歴

総合的に就転職を支援指導してきた、数少ない経験者です。

コンサルタントとして独立する前の約10年間、私はサラリーマンとして大手の教育事業の会社に在籍し、専門校の事業部にて東日本各校の進路指導の統括責任者をしていました。 毎年約300〜500人の学生が私の責任の下で就職していきました。私は東日本3校の進路指導部のマネージメントすべてを、就職率こそ学校運営のすべて、の号令の下で、責任者として実践してきました。

当時短大の内定率が30%台、大学でも60%台など就職超氷河期といわれていた時代に、私は98%以上をコンスタントにマークし、 「就職の・・・」として、毎年倍々のペースで増えていった入学者増に多大な貢献をしたと自負しています。

一方、同社には社会人事業部があり、こちらは全国で当時約80拠点の教室を展開し、ありとあらゆる社会人の資格の講座を運営していました。 メインターゲットは30才ぐらいまでの社会人、OLなどですが、転職の為に中高年がコンピュータの習得や各種資格の取得で受講するケースが毎年かなりの勢いで増加していました。 その中で、受講生へのサービスの一貫として転職の総合指導を命じられたのが、そもそもこの業務との出合いです。

さらにこの会社は人材派遣会社、人材紹介会社も別法人の形で事業部展開をしており、中高年受講生への転職指導は、それらと連係しながら行なっていきました。

つまり、学生の就職で関わる企業人事部や経営者の人材ニーズを深く知り、一方、職安、求人誌などの情報、また人材紹介業、派遣業の裏事情、表事情などなど、すべてに精通するポジションで、 約10年にわたって中高年の転職指導を実践してきました。

例えば人材紹介業のカウンセラー経験者、派遣業のコーディネイター経験者、情報誌の記者経験者、もしかしたら職安の職員経験者などもいるかも知れません。 しかし、私のようにそれらのすべてに関与しながら、対象者の転職を総合的な立場に立って実践指導してきた経験のある人間は、日本に本当に数人、もしかしたら、こうして世に出ているのは、 私だけではないか、と思っています。

■開発の経過

成功者に共通の行動を、セールスという概念でまとめたプログラムです。

中高年の転職はひとり1人の状況が全く異なり、個別に時間をかけて行なう必要がありました。 その中で、早期に転職に成功する人には、いくつかの共通した行動があることに気付きました。 その行動を仮説と検証をくり返してノウハウとして蓄積し、プログラムとしてまとめたのがこのサイトで御紹介するものです。

プログラムとしてまとめる際にカギになった考え方があります。それはセールスという行動と転職活動を重ね合わせていくことです。 つまり転職に成功するノウハウを説明するのには、何かのセールスをする行動に置き換えると、ほぼ完全に説明することができるのです。 まさにトップセールスマンに共通する行動と多くの一致点があります。そして売り込む商品は、まさに転職者にとっての自分自身です。

このような考え方で、誰にでもすぐに行動できるプログラムにまとめたのが、ここで御紹介するものです。

傘さしてる絵