中高年の転職

「1対1直接指導」受講者の声/No.21

Iさん(39才女性)の声
かお
Iさん
39才女性
おめでとう
 ございます!!
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受けた支援は
こちらです。
就職が決まりました。

私が腹を決めて、会社員としての就職をする事に決めて動きはじめたのが3月でした。 今まで、派遣で就業していたので、会社員としての就業に決めるのには覚悟がいりました。

しかしながら、派遣での就業形態では、いつまでもヘルプ要員であり、企業の都合によって契約を更新しない事で、 合法的にいつでも首に出来る都合の良い存在でありつづける事になります。

表向きは仕事のスペシャリストとして社員以上に気を使って働いても、都合が悪くなると契約を切られ、 派遣としての範囲でしか仕事をする事が出来ないという部分では、技術は上がっても、他の部分でのキャリアにはなりません。 人として、自分に誇れる仕事をする為に、もっと真剣に仕事に取り組める様になりたいと思い、この年で社員になる事を決めました。

けれども、心意気はいいのですが、会社員として働いた事が無いので、実際に社員としての転職活動をして、 受け入れてくれる会社があるのかと非常に不安がありました。 また、就職活動も経験が無いので、どう動いてよいのやらと、暫く考え込んでしまいました。 そんなかで、とにかく動かなくては、と、ネットでいろいろと調べているうちに、「中高年の転職」というサイトにぶつかりました。

初めは、少し怪しい・・・と思いながらも気になって読み進んでいるうちに、 これはいいかもしれないという気持ちが生まれました。 セミナーが3日後の3月6日に行われるというので、ものは試しと申し込んでみる事にしました。

とにかく怪しいかどうか、自分の目で確かめてみようという所もありました。 この時のセミナーは、夜だけで、「自己PR文を書く」というテーマでした。 PR文については、こんなものどうしたらいいんだろう?と思っていました。 自分はずっと派遣で、社員のようにプロジェクトを立てて功績を残した経験も無いし、賞をとったという華々しいものも無いし、 とにかく毎日、目の前の仕事を片付ける事に精一杯でした。 自分のいいところなんて皆目見当がつきませんでした。

しかし、驚きました。
セミナー終了後、私のPR文が出来たのです。

佐々木さんの話を聞きながら、作業をして、とにかく書き出して、まとめて、セミナーが終る頃には、しっかりと出来上がっていたのです。 セミナー出席者のアドバイスを頂いて、更に修正し、佐々木さんに目を通して頂いて、アドバイスを頂いて構成しなおしました。 自分をこんなに立派に誉めてしまっていいのかしら?と、多少不安があったのですが、とにかく進む事だ!と考えて、本格的に仕事探しに突入しました。

派遣では、いきなり契約が更新されなくても満期終了という事で職を失います。 通常、失業保険ももらえないので、次の派遣先が決まるまで何とか凌いでいく事になります。 ですから、時給は多少良くても、預金も無く、むしろ、勉強や自己投資のためにマイナス状態です。

今回はもう派遣はしないのでという事で、派遣元にすごく頑張って交渉して、失業保険をもらえるように手配をしてもらいました。 転職活動が出来るのは、失業保険のもらえる3ヶ月です。この3ヶ月で出来るだけ良いところに就職しなくてはなりません。 そこで、「あとで取り返せばいい」と考え、お金も無いのに佐々木さんの「直接指導」を受ける事にしたのです。

私の状態では本当に、清水の舞台から飛び降りるという程の、かなりの思い切った決断でした。

申し込みをしてすぐに佐々木さんが家に来られました。 前日に、活動をする状態じゃないと言われないようにと片づけをして、どんな事になるのかと、 どきどきしながら当日を迎えました。

実は、前職の同僚である友人に、
「知らない人を家に入れるなんて危ないから止めたほうがいいよ」
と、言われていました。このご時世、うっかりしているとどんな事に巻き込まれるか分かりません。 ましてや、前職ではよく上司や同僚に、
「時々ボーっとして天然ボケが入っている」
と、言われていたので、知らない人を家に入れるなんてと、友人はかなり心配したようです。

けれども、私の勘では、心配は感じていませんでした。 セミナー時の佐々木さんや、その後電話でお話をした感じで、私の中ではすっかり「佐々木さんはいい人」になっていました。

直接指導の初日訪問で、一日お話をお伺いして、佐々木さんに対するその勘は間違っていなかったし、 さらに、直接指導を思い切ってする事にしたのも間違った決断ではなかったと更に認識する事になりました。 指導して頂いているにもかかわらず、その日はなかなか楽しい一日になってしまいました。

転職活動は普通、一人であれこれ悩みながら、とにかくやらなきゃという思いで日々、過ごしていく事になるのではないかと思います。 履歴書や、職務経歴書を考え考え作り、時に、人材紹介の担当の方などに相談し、よく話を聞いてくれるのですが、 やはりどこかビジネスライクで、基本的にはどこか心細い状態で活動するのではないかと思います。

今回本当に良かったと思うのは、自分の側に立って、親身に話を聞いてくれてアドバイスをしてくださる。 そういう佐々木さんという存在があった事です。 人材会社の人には相談できなさそうな事、友人や肉親に話しても、分からないと感じられそうな事も、いろいろ聞く事が出来ました。 小さな事でも話をする事で気がついたり、ほっと出来たりして、自分の中で溜め込むものが少ないという事がはっきりと分かります。

自分の場合、直接指導を受けていなかったら、毎日心配で、細かい事に悩んで大変な毎日を送っていたと想像されます。

実際の活動ですが、私の職種は「WEBデザイナー」です。 ですので、少し普通とは違う状況かもしれないのですが、いろいろと私なりに工夫をしてみました。

まず、職務経歴書です。
Excelで基本を作ったのですが、履歴書よりは自由がきくと判断し、色分けをして職務経験の区別をする表示を付けました。 (グラッフィック、DTPデザイン、WEBデザイン)派遣で就業した企業が多かったので、重要な就業先を目立たせるように、 書体を少し大きめにし、ブルーで、ボールドをかけました。経歴書の最後に自分がWEBデザインやデザインをする事で重要に考えている事、 心がけている事を簡単に入れ、枠で囲み、ピンポイントとして頭に電球マークをいれました。

そして、プリントですが、嫌味にならないように「薄いブルー」の上質紙にプリントしました。 この職務経歴書は面接時に担当の方から「さすが、デザインの仕事をしているだけあって、良く出来ていますね」 という言葉を頂きました。通常、白い紙にプリントし、インクも黒という様式になると思いますが、 見やすく分かりやすくという事を目指すとすれば、適度なポイントに色を使い、記号を使い、文字の大きさも少し気をつけて、 薄い色のついた紙にプリントするなどして、他のものとの差別化をするのも良いと思います。

それから、履歴書は、履歴書用紙に書くのではなくプリントアウトをするので、素っ気なさを感じさせる所があります。 プリントアウトする様式にすると、文字を綺麗に読みやすくする良い面もあります。 そこで、さらに綺麗に見せるために普通のコピー用紙ではなく、ファイン用紙を使用しました。 これで少し高級感を感じさせようと思いました。

さらに、履歴書の写真は、銀座にある、オプシス(OPSIS)という所で、就職用という事でメイクをしてもらって、 そこの専属のカメラマンに写真を撮ってもらいました。 女性の場合、化粧という変身が出来るので、うまく利用したほうが良いし、さらに専門のカメラマンにライティングをしてもらって、 綺麗に写真をとってもらう事はさらに効果的だと思います。 勇気があれば、男性の方もしてもいいと思います。 こちらのメイクは写真撮影のものとしてしてもらうので、好感が持てる顔を作ってもらえます。 (ちなみに1万円です。でも、ネガがありますし、それだけの効果と価値はあると思います)

この他に、自己PR文と、紹介状を同封するわけですが、私はデザイナーという事もあり、 作品の代表的なものをいくつかピックアップしてファイン用紙にプリントアウトして、6枚くらいのセットを作って入れました。

そして、面接時に使用するものとして、自分が提案し改善したものや、作り上げた仕組み、経験した仕事について、 簡単に分かるように図や、簡単な説明文を付け、ファイリングし、自分をプレゼンする資料を作りました。 進行状態によって見計らって、効果的だと思える場合に担当者に見せながら説明する事で役に立ちました。

このような感じで、佐々木さんの指導を受け、せっせと書類を送り、開始1週目から面接があるなど、失業中にもかかわらずとても忙しい毎日を送りました。 けれども、銀座に面接があってあとの予定が無い時などは、気分転換に、楽しい気分になれそうな映画を見てきたり、面接の間に時間があるときは、 事前に「ぐるなび」でおいしそうなレストランを調べてランチに寄ってみたりして、時々楽しみを作って動きました。 そして、分からない事があったり、困ったときは佐々木さんに相談して、失業したときには思いもしない程に元気に転職活動が進んでいきました。

書類審査も思った以上に通過しています。二次面接も思いのほか多く、実は、内定が今までにいくつかありましたが、雰囲気がちょっと違う、 したい内容と食い違っているなどと贅沢な事を言って辞退した所もありました。

正確にプログラムが始まったのは(準備があったので)3月18日でした。今回の内定を頂いたのが4月20日で、ほぼ、1ヶ月で終ってしまいました。

初めの頃は、2ヶ月で仕事を見つけないとという必死な感じがあったのですが、指導を受けて、とにかく動いて、感じて、判断して、 忙しく動いているうちに「ここっていい所かも」なんて所で決まってしまいました。

何だかあっけなく終ったなぁ・・・という感じがあります。

これはやはり、佐々木さんに援助を頂いたおかげだと感じています。
当初では考えられない位の良い会社に決まったと感じています。

佐々木さんを見つけて、信じて、エイヤっと覚悟して動いた自分をすごくほめたいです(笑)

佐々木さん、どうもありがとうございました。

かさ