佐々木さんのメールマガジンを読み始めたのは、会社を退職した昨年6月からで単身赴任を2年続け帰宅し、 妻の精神状態が安定しない(後に甲状腺の病気と判明)ため、毎日、犬の散歩と家事を行っていた頃でした。
私自身、これまで3社経験してはいるものの新卒時はバブルのころで、その後もこれといった苦労もせず転職したことから、 就職活動を掘り下げて行うのは、全く初めてであり、どういった活動をしようかと考えておりました。
また、当面は働く気が無く、来年の4月頃から働こうと漠然と考えていた時、偶然「中途、中高年 転職ノウハウ 苦しくないぞ転職」を見つけ、 その時点で、直接指導を受けようと決めておりました。
なぜなら、自分でノウハウを確立しながら転職活動を行う時間とコスト、精神的ストレス等を考えるとプロ任せたほうが良いとの判断からでした。
昨年9月に「驚異の幸せ転職術」を読み、11月3日に転職道場を受け、自己PR文を作成し、今年1月12日に直接指導となりました。 直接指導では、自分が悩んでいた方向性を中心に行いましたが、方向性が1本に絞りきれず、応募しながら面接の中で絞ろうということになりました。
早速、始動計画に沿って、書類の作成を行い、人材会社に登録をしました。 佐々木さんには、すぐに面談に応じてくれる人材会社は、3社に1社と聞いておりましたので、 とりあえず42社ほど人材バンクネットをとおして一斉にエントリーし、反応の早い会社より手当たりしだい面談を取り付け、 5日間ほどで15社面談しました。面談の中で方向性も絞れてきました。その中で今回決定した会社を紹介され、2回の面談と年収交渉の末決めました。
ただ、活動を始めたばかり(始動計画中)であり、友人のベンチャー企業の代表に推薦状を書いてもらい、これから応募という状況で、 活動中様々な企業のトップに会える機会も今後なかなかないだろうとの気持ちから内定をもらった後に少し時間をもらいましたが、 佐々木さんと相談し、
「早く決まった場合、往々にして初期に内定した会社が条件的に良い場合が多く、もし行ってだめなら、試用期間で辞め、再活動する方法もありますよ」
との意見もあり、あまり待たせては、内定を素早く出した企業に失礼だと思い活動を終えました。
結局、応募の準備はいたしましたが、1件も直接応募しませんでした。
今回活動をしてみての感想ですが、前回の転職が10年前ですので隔世の感じでした。 まずインターネットの威力と便利さには転職活動をして驚きました。 前回は、転職雑誌、新聞等の媒体しかなっかたものが、インターネットにより、情報量の多さ、アクセスの簡易さ、 ホームページの採用情報すら簡単に識別出来るのには驚きました。 人材会社のエントリーもワンクリックで一斉に出来るのは非常に便利でした。
次に驚いたのが、人材会社の多さでした。15社ほど面談に伺いましたが、15社中7社ほどが紹介案件を真剣に探していただきました。 こう考えると、当初エントリーが42社なので6社に1社しかまともに対応してもらえないことになります。 やはり人材会社も数でこなし、情報を確保することだと思いました。
しかし、人材会社の担当もいろいろあり、客観的に見ていますので、失礼なことをいう担当がいても楽しんでみていました。 (こんな人のいる会社は危ないなとか、良い人材を逆に紹介してもらっては?とか考えていました。)
人材会社は、現在バブル期の様で名前も知らない会社が無数にあります。 会社の大小に関わらず結局は、担当者の力量のようです。 今回決めた会社の紹介をした人材会社は、M&Aなどを主に行う会社で本業ではなく、担当1人でした。
あと、意外だったのが「とうきょう仕事センター」でした。 「人材銀行」は行くだけ時間の無駄でしたが、民間委託(2社)とういこともあり、対応も丁寧で、私を担当した会社(R社)は、非常に熱心でした。 特に求人が少ない業界、求人の無い特定の会社など担当者が業界すらしらなくても、あったってみたくれるようです。 ちなみに自分の行った業界は、担当者は知りませんでしたが、後日求人情報を探し、連絡がきました。相談してみる価値は十分あります。
最後に、活動自体は始動期間中に終わってしまい、もっと苦戦して一波乱、二波乱の後、ようやく決まるというようなことを予想していましたので、 少し拍子抜けの感もありますが、これも自分の後ろにはプロのコンサルタントが付いているんだという安心感が、自信に繋がり、 行動に表れたためと考えています。
一旦離職すると、社会から切り離されような阻害感から、自信を失い、行動が出来なくなる悪循環は、 自分自身だけではどうにもならない場合があると思います。 悪循環を断つためには、第三者から少し背を押してもらうことも必要だと思いました。 それが情報量に繋がり、行動量に繋がり、自信に繋がると。
佐々木さんには、これからも踏み出せない人の背中を押し続けてください。
特にご自身の経験からの一言に、私も勇気づけられた一人です。
佐々木さんありがとうございました。
また今後の佐々木さんのますますのご活躍を祈っております。