佐々木さんにお世話になった多くの人は、佐々木さんを「先生」(この呼び方を佐々木さんは嫌いますが)、 「鬼軍曹」、「転職ボクシングのセコンド」、「中高年の神様」などさまざまな呼び方をしているようですが、私には 「メンター」 (ギリシャ神話に出てくる。良指導者という意味です。)という呼び方がピッタリきます。
8月お盆明けの暑い日に自宅での1対1直接指導を受けて以来、佐々木さんは、 客観的に冷静に、
そしてある時は私自身の立場に立って熱く、私をご指導くださいました。
心から感謝しております。
今回の経験でよく分かったのですが、転職活動に限らずどんな時にも、当事者である自分とそれを客観的に見るもう一人の自分が必要です。 でも、それは私のような凡人には難しい。 そこで、私を客観的に見ながらご指導いただける、佐々木さんのようなプロのメンターは私には大変な力になりました。
さて、メルマガ等に掲載ということなので、私の活動についてご説明いたします。
以下、Q&A形式(質問者は客観的に自分を見ている自分、回答者は当事者の自分です)で、活動概要を述べていきましょう。
Q:
何故、転職を決意したのですか?
A:
そうですね、やはり、今のまま定年退職を迎えると悲惨な老後が待ち構えているという危機感からです。
来年には役職定年、大した仕事は与えられずに定年を待つ・・・堪えられないし、定年後は何もできなくなってしまう。
また、2年半前の会社のリストラに加わったことも心の傷になり、転職を決意した理由の一つです。
Q:
ずいぶん、きれいごとを言っていますね。そうは言っても、あなたは55才、転職先なんかある訳ないじゃないですか?
A:
そうかも知れません。でも、今のまま時間を過ごす方がリスクは大きいと思った訳です。
定年までの時間を無為に過ごすより、自分のやりたいことができる転職先を見つければ、まだまだ自分を磨けるのではないか?
それを天秤にかけて、転職を選んだ。そして、自分の退路を断つために、会社の制度である、2年内の早期退職を前提にしたキャリア開発のコースを選択しました。
この選択後は何をやってもよいので、自分のビジネス力をつける為に、ベンチャ立ち上げのサポートを行いました。
Q:
バカですね〜。そんなキャリア開発コースを今の歳になって選択するより、そのまま我慢して会社にいれば、楽で安定した生活ができますよ。
A:
繰り返しますが、定年後を考えると、それはリスクです。
Q:
早期退職を前提にしたコースを選んだ時の本当の気持ちはどうでしたか?
A:
子供はまだ高校生、家のローンも残っている、自分で会社を創るほどの能力もリソースもない。
この厳しい就職状況・・・正直言うとすごく不安でした。
Q:
なるほど。佐々木さんの指導を受けたのは何故ですか?
A:
実を言うと、ベンチャ立ち上げの業務などをやっていれば、自分の再就職先もその活動のなかで見つかるのじゃないかなど甘く考えていましたが、
とてもそんなものではありませんでした。残された時間を考えると、短期で転職を決めなければならない。
そして、佐々木さんの指導プログラムに出会い、お願いしたわけです。考えてみれば、ずいぶん甘い話です。
Q:
きれいごとばかり言って、やはり、あなたの選択は甘かったというわけで すね。
身から出たサビですよ。どうやって佐々木さんのプログラムを探したのですか?
A:
藁をもつかむ感じで、パソコンで、検索エンジンから転職に関するキーワード検索をやっているうち、
ズバリ「中高年の転職」をキーワードにしたら、佐々木さんのサイトが出てきました。
内容をよく読んでみると具体的でしかも納得できる。
そこで、転職道場を申し込んだわけです。でも、この時点ではうまくいくかどうか半信半疑でした。
Q:
転職道場の内容はどうでした?
A:
佐々木さんの説明は大変分かりやすかったです。
自己PR文を実際に作って、参加者同士で採点しあうのですが、私の自己PR文の採点、評価はかなりひどいものでした。
転職道場では、三大特典の1つに、後日の佐々木さんの電話相談30分が付いていたのですが、この相談をした後「1対1直接指導」を申し込みました。
Q:
何故「1対1直接指導」を申し込んだのですか?
A:
佐々木さんのサイトを見ていて、メルマガの存在を知り、このメルマガに過去のプログラム受講者の声が載っていました。
申し込んだ動機は、この声での具体的な成功例を多数見たからです。
Q:
実際にはどうでしたか?
A:
佐々木さんの「私の言うとおりにやれば、絶対に大丈夫です。」という言葉に、若干安心はしました。
佐々木さんは私の状況を長い時間のインタビューで把握され、その後の2ヶ月、私に合った形での指導をして下さいました。
実際、2ヶ月という長くも短くもある期間を乗り越えられたのは、佐々木さんのおかげです。
佐々木さんの言うとおりに、条件破壊で週20件の応募を行うと、マジックにかけられたように面接が入ってきました。
条件破壊でないと、私の年ではほとんど応募すらできません。
Q:
2ヶ月の期間は順調だったのですか?
A:
いいえ。当初、第一志望のコンサル会社に順調にコマを進めて、書類選考、一次面接、論文試験、二次面接をパスし、
最終面接として米国本社の役員の電話インタビューを受けました。この電話、何かしっくり来なかったのですが、
まあ大丈夫だろうと思っていたら、予定外の四次面接があり、最終的に残念な結果でした。
余りにもこの会社の試験に力を集中していたので、この時は本当にがっくりきました。
Q:
それは大変でしたね。それで、その後どうリカバリーしたのですか?
A:
幸いにも、佐々木さんのノルマをこなすために、応募だけはやっていましたので、面接はどんどん入っていました。
その中の1社にとても面白そうな事業をやっているベンチャーがあり、その社長は私のスキルをちょうど必要としていたようで、
面接を2回して、すぐに決まりました。
私も、この会社と社長はとても気に入りましたので、相思相愛です。
なにより、この会社では私がもともとやりたかったことができそうです。
この会社で自分を高めることができると確信しています。
Q:
それは幸運でしたね。奥さんともそのような幸運な出会いだったのですか?
A:
ええ、まあ・・・ よ、余計なことを聞かないで下さい!
今考えると、幸運なのは、佐々木さんのサイトに出会えたことから始まっています。
ところで、まだまだ言い足りないことがたくさんありますよ。
他に質問はありますか?
Q:
いいえ、もうとっくに時間オーバーです。これで終わります。
皆さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
以上が、私の2ヶ月の活動の概要ですが、これから転職を考えている方にアドバイスするとすれば、 「自分だけの工夫では勝てるわけがない」と考えることです。
やはり、他人の成功したノウハウを使って、実際にどんどん行動することだと思います。 考えてみれば、大学受験は塾でそんなことをやりましたよね。
そして、「自分を客観的に見られるもう一人の自分を持っている強い人間」なら佐々木さんのサイトとメルマガ、
著書「驚異の幸せ転職術」を読んで実行に移すだけでそれは可能だと感じます。
(佐々木さん、1対1直接指導プログラムの商売の邪魔をしてごめんなさい。
佐々木さんの凄いところは、ノウハウを自分で囲い込まないで公開していることです。)
でも、私のように弱い人間でも、佐々木様の1対1直接指導プログラムに乗っていけば、必ず転職できます。 とにかく2ヶ月をプログラム通り、怠惰にならずに応募を繰り返し、入ってきた面接をきちんとこなしていくことです。
この2ヶ月を振り返ると、決して苦しかったことはなく、むしろ楽しめたと言って良いくらいです。
今回の転職活動は本当に貴重な経験でした。
人間にはこのような節目の時期が必ずあるのですね。
この節目は、これからの自分の人生に自信を与えるものになり、勇気になりました。
本当に、ありがたく思っております。
佐々木さんは恩人です。