わたくしは、他の方より少し時間がかかってしまったのですが、まず反省点としては立ち上がりが遅かったということがあげられると思います。
佐々木さんのご指導の中には、就職活動に専念できる環境を作るというのがあるのですが (こういった、具体的な項目をひとつひとつ設定していくというのも佐々木さんのご指導の特徴だと思います) わたくしはPCを持ってはいたのですが、PCを常に使える状況ではなく、使用するたびに箱から出してADSLのケーブルにつなぐという状態でした。
最低週に20通履歴書を送るという作業をするにはとてもそんな状態で書類作成に集中できるはずもなく、まず不要な家具を捨て、 PC用の机と椅子を購入し、インターネットとプリンターに常時接続できている環境を作ることから始めることになりました。
この作業がもっと早い段階でできていれば、もっと就職活動が短縮できたのにという点が反省材料となっています。
ようやく履歴書と職務経歴書、自己PR文を大量発送する段階にいたったのですが、佐々木さんのご指導は、行動計画が明確で、 今日何をすべきかが見えているので、今日どうするかとまどうことなく、あたかも仕事に向かっているような感覚で無我夢中で取り組むことができました。
もちろん出した書類はほとんどは不採用の通知で帰ってくるか、なしのつぶてで、面接に至るのは1/15にも満たない数です。 毎日送り返されてくる書類の山に「自分はそこまで必要とされていないのか」と落ち込むこともありました。
しかし、一人孤独な作業を続けていると、どうしても考え方が内向きになってしまいがちですが、 そんな時は佐々木さんが前向きになれるアドバイスをしてくださるので、とても励まされました。 落ち込んふだ時に励ましてもらえるというのも、このプログラムの大きな特徴だと思います。
わたくしは、途中で1社内定が出たのですが、自分では気が進まないポジションでした。多分佐々木さんに相談したら、 「それを受諾してみたらどうですか」とおっしゃるに違いないと思いながら、電話いたしましたところ 「わたしはそれを受けても受けなくてもどちらになってもいいと思います」と言っていただき、 どちらに転んでもわたしには新たな道があると励ましていただき、本当に救われた気がいたしました。
佐々木さんは再三「条件破壊」「出してみなければわからない」「行ってみなければわからない」と言っておられます。 わたくしも最初は、たとえば年齢条件が35歳までのところにわたしが応募してもひっかかるわけがないと思っていましたが (もちろん年齢によって不採用を通知された会社もあります) 意外と面接が入るのには驚きました。
また今回、とある企業で、
「このたびの募集では新卒レベルの人を採用するが、実は春に新規事業を立ち上げる予定で、そちらは経験豊かな人を求めているのでよかったら面接したい」
という申し出をいただきました。
これなどもまさに「出してみなければわからない」ことが実証されたケースだと思います。
不思議なもので、あれだけ書類を出してもいっこうに色よい反応がなかったものが、1社内定や内定に近い状態が出だすと、次々に面接が入って来たり、 面接を受けたところが二次面接に進んだり、よい展開になってゆきます。 これも 佐々木さんが言われている、1社内定が出ると自信が持ててそれが態度に出てくる、ということでしょうか。
今就職活動をされているみなさまも、佐々木さんの経験豊かなご指導に従って活動してゆけば、間違いなく、新しい仕事を見つけることができると思います。
気が滅入る時、落ち込む時はだれにもあると思いますが、そんなときに励ましてもらえることで新たに頑張ってゆこうという気持ちが出てきます。
寒い時期ではありますが、春はもうそこまでやって来ていると信じて、ぜひ頑張ってください。